[真紅眼考察③]半分くらいならよくわかる!真紅眼(デッキ解説後編+α)
8月に入ってとりあえず昼間は夏期講習とかがあってそこそこ大変です。
まあ夜はツイッターにも浮上してるしゲームもやってるしこうやって記事も投稿してるのであんまり受験生に見えないですけど・・・
もうツイッターやめるべきかな~みたいなことはちょっと思ってます。
というわけでデッキ解説後編です。そのあとにながーい語りがあります()
1/17 追記しました
まず前回の記事はこちら
そして改めてこちらがレシピです。
メインのカードはざっくりと解説しましたが少しは理解していただけましたら幸いです。やってることはおろかな埋葬と死者蘇生いっぱい積んでるだけなんですよね。
それではそんなに長くないのでちゃっちゃといきましょう。
「悪魔竜ブラックデーモンズドラゴン」
「流星竜メテオブラックドラゴン」
悪魔竜は綺麗にクリスタルウィングを処理できるため採用しました。2400バーンもなかなかの火力です。
流星竜はこのデッキの初動です。
闇デッキのコストや激流で巻き込んだらレッドアイズが出せるし、悪魔竜と違い福音の対象でもあります。つよい
真紅眼融合以外の融合カードを採用してないのでどちらも1枚です。
「クリスタルウィングシンクロドラゴン」
現環境で「ぎゅうた」(初代ケンタウロス)くらいのパワーがあるカードです。
盤面の弱さが目立ったので召喚方法が結構強引ですが採用しました。
どれくらい強引かというと、今すぐアップデートか今夜アップグレードしか選択肢を与えないwindows10くらい強引です。
バルブジェット+ヘルカイザーで月華竜出した後に自己蘇生してこれを出します。
月華もこれも正規召喚になるので福音に対応しますね。
「琰魔竜レッドデーモンアビス」
星9/闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500
チューナー+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体
「琰魔竜 レッド・デーモン・アビス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、
自分の墓地のチューナー1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この「琰」という漢字が残り少なくなった歯磨き粉と同じくらいなかなか出てこなくて大変でした。
バルブジェット+真紅眼のレベル7で出したスカーライトもしくは琰魔竜と自己蘇生したバルブジェットでこれを出します。
サイフリートより範囲が広くて高打点でいい感じの置物になってくれます。虚無空間いれればよかったかもしれない。
「レッドデーモンズドラゴンスカーライト」
「琰魔竜レッドデーモン」
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「レッド・デーモンズ・ドラゴン」として扱う。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ
特殊召喚された効果モンスターを全て破壊する。
その後、この効果で破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える。
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ1でのみ発動できる。
このカード以外のフィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。
この効果を発動するターン、このカード以外のモンスターは攻撃できない。
使い分けてるのを見ないカードですがzip!とめざましテレビくらいの違いがあります。
- スカーライト:表示形式を問わない バーンが入る メイン2でも撃てる 特殊召喚された効果モンスターのみ 3000以下のみ
- 琰魔竜:表側攻撃表示以外特に条件無し 効果を使用したターン自身以外攻撃不可
簡単に言うとスカーライトはライフをとる性能に長けていて、
琰魔竜は盤面を返す性能に長けています。
盤面が皆3000以下のssされたモンスターであったり、場の真紅眼を巻き込みたくないときはライフがとれるスカーライト出しますし、ssされてないアイテールエレボスやバニラの青眼の白竜、打点が高い銀河眼エクシーズなどをまとめて処理したいときは琰魔をだします。
レッドアイズはメインデッキのカードでの盤面解決能力がないのでこの2枚はそこそこ重要だったりします。
「クリムゾンブレーダー」
最近のいろんなデッキに強いのでクソですが仕方なく採用してます()
お腹が痛くなると分かっているのについついラーメンをいっぱい食べてしまうくらい仕方のないことなんです。許してください
「PSYフレームロードΩ」
ふと気が付くとその場にいなくてたばこを吸いに行ってる喫煙者くらい場にいないやつです。たまに出します。
戻す除外カードは闇の誘惑で除外されたカードくらいです。
「スクラップドラゴン」
唯一シンクロでスケールにも触れる万能除去です。自分の割るカードはなんでもいいですが、フレアメタルや黒鋼竜と合わせるとうまぶれます。
「月華竜ブラックローズ」
普通に置いてもいいしクリスタルやランク7の素材にしてもいいです。
「真紅眼の鋼炎竜」
[悲報]これあんま強くない
いいカードなんですけど制圧力はないのでやっぱりライフをとった後の詰めで出す場合が殆どですね。基本使うランク7はビッグアイです。
なので そんなにぽんぽん出すほど強くはないので2枚で充分です。(前強いって言った気がする)
「No.11ビッグアイ」
これめっちゃつよい
破壊するとめんどくさいやつだったり無効効果使わせた制圧系だったりを奪えると、いつも目玉焼きを醤油で食べてる人がたまにソースで食べたときにうまいって思うのと同じくらいうまいです。目玉だけに
「幻獣機ドラゴサック」
あんま使わねえ
でもランク7でスケールや永続に触れるカードは必要です。
トークンがレベル3なのでこれでもバルブジェットで月華竜出せますし、今回は抜いちゃったんですがアームズエイド作ってライフ取りにいくこともできます。
滅多にやらないけど知っておくといいことがあるかもしれません。
変な終わり方ですが、エクストラ解説は以上です。特筆すべきところがない・・
今回のデッキを使った感想
インサイトやメテオのおかげで思ったよりいい感じにはなったのではないかと思いましたね。
デッキとしてはウイルス撃ちやすいですし暗黒界に近いのかな?スキドレも
積めますよ。
後メインの闇デッキがつええ笑 メインなんでデッキわからないので打つタイミング難しいですけど、1枚でコストを用意できるうえにモンスター残せるのはめちゃくちゃ噛み合ってると思いましたね。まあセットで引かなきゃいけないですけどデッキによってはそのまま勝てるんでやべえなって。
下級が殆ど死デッキ対応で上級は魔デッキ、デーモンとか融合体とかは闇デッキに対応してるので豊富な蘇生札を生かしてウイルス撃ちまくるのもいいかもしれません。
そのうちレッドアイズが勝てる環境が来てもまあおかしくないのかなぁって思える程度にはこのテーマは成長しました。まあ中途半端で結局青眼の劣化になってますが()
その点については下で。
9期の初代リメイクテーマについて
めっちゃ語り賢者してるので無駄に長いです()
遊戯王15周年だか20周年だかでcoreのレッドアイズから始まりいろんな初代カードがリメイクされてテーマ化されたり9期仕様のテキストになって強化されたりしました。
その中で私が触ったのは通常のブースターパックで登場した、レッドアイズ、カオスソルジャー、バスターブレイダー、ブルーアイズ、です。
ブラックマジシャンはまあちょこっとadsだけで、ストラクの磁石の戦士とユニオンはあまりわからないです。
で、散々光り枠やらプロモ枠やらを奪った挙句、ボロクソに叩かれることが多かったこのリメイクですが、
非常にテーマとして中途半端なレッドアイズとカオスソルジャーを除けば成功ではないのでしょうか(磁石の戦士はしらない)
なんでこの2つが、しかもここまで散々つらつらと書いたレッドアイズがダメなのかというと、このテーマは何をするテーマなのか、っていうのがわからないんですよ。
バスブレ青眼ブラマジはこれがはっきりしてると思います。
- バスブレ:過剰なまでの竜キラー 制圧系が充実
- 青眼:出して3000で殴る。サポートはほぼSS系の効果
- ブラマジ:相手ターンに動いて永続や罠を組み合わせて戦う 除去や無効もあり
こんな感じです。特に青眼もブラマジは原作の使用者に基づいてデザインされてますね。ブラマジとかほんとにそれっぽいです。(めっちゃ噛み合い)
これらに対して真紅眼カオソルは
- 真紅眼:やたらと変なバーン効果が多い。でも中途半端な制圧系や戦闘補助もある
- カオソル:超戦士を出させたいんだろうけどサーチは少ないし1+7なのか4+4なのかもよくわかない それで出てくる超戦士が弱い 消費を抑えようとしてるカードはある
戦略の幅を持たせたつもりなんでしょうけど逆に軸がぶれまくりでダメなんですよね。
カオソルは新規多めで組もうとするとデッキとして成り立ちません笑
それで、よく強かったから成功、弱かったから失敗と判断してる人がいるのですが、それも1つの判断基準ではあります。仮に今の青眼と真紅眼の強さが逆転していたら私は間違いなく真紅眼は成功で青眼は失敗って言います。
ですが強さだけでなく、私の中では、そのテーマは何をするのか、テーマのアイデンティティのようなものがちゃんとあるかどうかが、リメイク成功失敗の判断基準には必要だと思います。結局、真紅眼カオソルはこのアイデンティティのようなものが欠けてて、出して殴るだけになっているんで後に出た全体的なステータスの高い青眼のほぼ劣化になってしまっています。
カオソルは新規出るらしいので多少の期待は持てますが、現状一番ひどいので多分この状況は変わらないと思います。
レッドアイズはもっとバーン特化だったり、カオソルはトリシューラ級のアドがとれる効果かカオスマックス並みの耐性持ちでもよかったのではないかと思います。下級騎士混ぜたら一応いろいろつきますけどね・・
とまあ話の決着がつかないのでまとめると、レッドアイズとカオスソルジャーは特徴というものが特にないです。そのため、同じリメイクテーマの劣化になっちゃってるのがまずかったんじゃないかなということでした。
まあ青眼が出たのが遅かったからこれは仕方なかったのかもしれないですけど明らかに変だよなーって思いました。
リメイクの話から少し逸れますがこのデッキのアイデンティティ的なものはとても大切ですよね。
単にこういう動きをする、だけじゃなく先行展開が強い、手札誘発をもらいにくい、とかも当然含まれててデッキを選択する時や構築する時って勝つためのデッキ、そうでないデッキ関わらずにこれを絶対見ると思うんです。じゃないと他に判断材料がないですもの。だからこの部分が欠けてたらそりゃ見向きもされないし忘れられるのは仕方がないですね。
いやあ最近の単発テーマって枠とるし関連カードが高騰するくせに発売するとほんとに話題にならなくなるからやっぱりこれなんかなーって思いました。強くもないですしね。そういった意味では私の9期で最も嫌いなpsyフレームって大成功じゃないですかーやだー
[追記]
明確には分からないのですが恐らくこの部分であろうということについていくつかご意見を頂きました。
これを読んで不快な気分にさせてしまったなら本当に申し訳ございません。
それでも私はこのテーマが好きなだけにこのような評価をしております。
こういった遊戯王の現状に対して批判的な意見を堂々とブログに載せるのはどうかと思われる方もいるかもしれませんが、これも一つのユーザーの意見だと受けとめていただけたら幸いです。
ご理解の程よろしくお願いします。
レッドアイズデッキ解説前編と後編に分かれましたが以上です。
実はあともう一つそこそこ戦えたまったく別の構築があるので気が向いたら記事を書くかもしれません。
儀式とか聖刻書くって言ったような気がしますが嘘です。
今回の3つの考察記事で、少しでも興味を持っていただけた方がいましたらとても嬉しいです。
ここまで読んでいただいた方。ありがとうございました。