海外先行テーマsubterror組んでみた!
8月もお盆が過ぎ、全国の学生はもうすぐ夏休みの終わりを迎える時期です
受験生の夏が終わるというのになんでブログなんて書いているのかということは置いといて、
今回は先日発売した英語版TDILに収録された海外先行テーマのデッキを組んでみましたので紹介しようかなと思います。
今回紹介するテーマですが・・・
名前をsubterrorといいます。
同じ海外先行テーマであったkozmoやBA(彼岸)なんかとちがって元ネタがよくわからないですね。
海外先行テーマですが9期に入ってから毎年英語版では2種類出てまして光物少なめでまあそんな強くないのとやたら光って明らかに環境入りするようにデザインされてるのがありまして、subterrorは後者だと思われます。
ですがこれらのテーマは4回にわけて通常ブースターに収録されるため1回目となる今回では普通に構築してはデッキとして成り立たない場合が殆どです。
それで、無理矢理混ぜ物して組んだら思ってたよりは回ってくれたので、とりあえず記事にしてみることにしました。
現段階では圧倒的に知名度が低いと思われるこのテーマについてですが、
このテーマについての記事を書いてる先駆者様がおりますのでそちらの記事のリンクを貼らせていただきます。
一応こちらでもざっと解説します。
リバース・効果モンスター
星10/地属性/岩石族/攻2800/守2100
「Subterror Behemoth Stalagmo」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
手札から「Subterror」モンスター1体を捨て、自分はデッキから2枚ドローする。
(2):自分フィールドの表側表示モンスターが裏側表示になった時、
自分フィールドに表側表示モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(3):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを裏側守備表示にする(1ターンに1度のみ)。
リバース・効果モンスター
星7/地属性/爬虫類族/攻2000/守2700
「Subterror Behemoth Umastryx」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
(2):自分フィールドの表側表示モンスターが裏側表示になった時、
自分フィールドに表側表示モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードを裏側守備表示にする(1ターンに1度のみ)。
名前が読めない()のでこの後レベル10のやつとかレベル7のやつって言います笑
共通効果2つとリバース効果を持っていてドローと除去なんでこれから使われていきそうな2枚ですね。10は横が2100しかないのがちょっとアレ
それとこいつらの②の共通効果なんですが、月の書やタロットレイなどでチェーン2以降で裏側にするとタイミングを逃して展開できないという仕様になっております。
タロットレイに当たる奈落回避しながら展開~とかはできません・・・
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守1200
「Subterror Nemesis Warrior」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「Subterror」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
元々のレベルの合計が墓地へ送った「Subterror」モンスターのレベル以上になるように、
このカードと自分フィールドの他のモンスターを1体以上リリースし、
墓地へ送った「Subterror」モンスターを表側守備表示また裏側守備表示で特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、「Subterror Behemoth」モンスターがリバースした場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
なんかパッと見わけがわからないですね。下級のアレって言います。
実質デッキからのリクルートということで効果自体は初動向きなのですが、現時点でこれを初動として使うのは難しいので回り始めたら使える展開用カードといったところです。今後に期待
フィールド魔法
「The Hidden City」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「Subterror」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの裏側守備表示の「Subterror」モンスター1体を選んで表側攻撃表示または表側守備表示にする。
(3):1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分フィールドの裏側守備表示の「Subterror」モンスター1体を選んで表側攻撃表示または表側守備表示にする。
その後、その攻撃を無効にできる。
い つ も の
格納庫や神託と同じやつです。3つ目はあんまし使わない。
とまあsubterrorはこんな感じで
できたデッキがこちらです。
[占術姫subterror]
リバース効果と噛み合うようにデザインされた占術姫と混ぜました。
デッキ枚数44はちょっと多い気がするのでどこか削ってもいいかもしれません。
ともかくなんじゃこりゃあって感じですので採用カードをぼちぼち解説していきます。
「聖占術姫タロットレイ」
「聖占術の儀式」
儀式・効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻2700/守1200
「聖占術の儀式」により降臨。
「聖占術姫タロットレイ」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、
いずれか1つしか使用できず、相手ターンでも発動できる。
(1):フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側攻撃表示にする。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
(3):自分エンドフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地のリバースモンスター1体を選んで裏側守備表示で特殊召喚する
儀式魔法
「聖占術姫タロットレイ」の降臨に必要。
(1):自分の手札・フィールドから、
レベルの合計が9以上になるようにモンスターをリリースし、
手札から「聖占術姫タロットレイ」を儀式召喚する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「占術姫」モンスター1体を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
このデッキの主役です
ターン1でスペルスピード2の表か裏にする効果を持っています。
相手を妨害したり自分を守ったり戦闘補助したりなかなか器用なやつです。レベルが9と高いので儀式素材はほぼ同名かレベル10のやつか壺を使います。
相手ターンに表にできるのが強くてレベル7のやつを表にすることで能動的に除外効果を使えます。
最悪自身対象で裏にして手札からsubterror展開もありです。(チェーン1なら)
うまく状況を見て表示形式変更効果を使っていきましょう。
「占術姫コインノーマ」
「禁忌の壺」
リバース・効果モンスター
星3/地属性/天使族/攻 800/守1400
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
手札・デッキからレベル3以上のリバースモンスター1体を
裏側守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで
自分は「占術姫」モンスター以外のモンスターの効果を発動できない。
リバース・効果モンスター
星9/地属性/岩石族/攻2000/守3000
「禁忌の壺」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
●フィールドの魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。
●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
リバース効果でリバースもちをリクルートするやつとビックリドッキリメカ114514号です。コインノーマは禁忌の壺とsubterrorをリクルートします。
後余計な制約があります。
この効果の発動後、ターン終了時まで
自分は「占術姫」モンスター以外のモンスターの効果を発動できない。
なので、これの効果で相手ターンに禁忌の壺をリクルートしてもダメージ反射受けながら表にされて効果使えない場合が殆どなんですよね~
自分のメインでsubterror出しても展開できませーん。どっかの融合を思い出させやがる。
禁忌の壺の効果はリバース効果で禁止カード4種類のうちどれかが使えます。お好きなものをお選びください。レベル9なので引いたらタロットレイのコスト()
パワカですが事故要因でもあるので1枚だけ。
「増殖するG」
「幽鬼うさぎ」
10のやつでドローするタイミングが、すぐに罠が伏せれないメインフェイズじゃないときがあってそうなると妨害札増やす意味で手札誘発引きたいので4枚だけ採用しました。そこで罠引いちゃうと残念ではありますが、タロットレイと置けると強いので罠も採用してます。
「強欲で貪欲な壺」
たまに下級の効果の対象がいなくなったりしますがそれ以外は特に問題なく、強いことのほうが圧倒的に多いです。
「月の書」
人気の万能速攻魔法ですが、このデッキでは、subterror展開のために自分のモンスターにも使います。
皆既日食の書と悩みましたがあちらは全て裏にするため、表のモンスターが何体いようとsubterrorを展開できたり、複数の制圧系モンスターに対応できたりしますが、妨害として使うと相手にドローさせるのが気になりすぎてこっちを採用しました。
「祝福の教会リチュアルチャーチ」
フィールド魔法
「祝福の教会-リチューアル・チャーチ」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札から魔法カード1枚を捨ててこの効果を発動できる。
デッキから光属性の儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。
(2):自分の墓地の魔法カードを任意の数だけデッキに戻し、
デッキに戻した数と同じレベルを持つ、自分の墓地の天使族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
タロットレイが光の儀式モンスターでありテラフォーミングをcityと共有しているといった点から儀式召喚の確立を上げるために1枚採用してます。
チキンレースはテラフォーミングがあると大抵採用されてますが今回、枠がないので採用を見送っています。
「カウンター罠4枚」
初手でタロットレイに添えます。回らないとドローいっぱい出来ないので、引き込むのってのはあんまりできないです。
後はこのデッキの性質上相手ターン守備表示になることが多くて戦闘によるライフ消費が少ないのでライフコストがあまり気にならないといった点で噛み合います。
カオスマックスはむり
「エクストラデッキ」
適当にランク10、9、7、4をぶち込んでいるだけです。
キングレムリンについてですが、レベル7のやつが爬虫類なのでサーチ対象です。滅多に使いません笑
もしかするとカステルの①の効果自身対象でsubterrorを出すかもしれません。
さて、このデッキ基本となる動きはタロットレイです
儀式・効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻2700/守1200
「聖占術の儀式」により降臨。
「聖占術姫タロットレイ」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、
いずれか1つしか使用できず、相手ターンでも発動できる。
(1):フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側攻撃表示にする。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
(3):自分エンドフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地のリバースモンスター1体を選んで裏側守備表示で特殊召喚する。
レベル9なので儀式素材のパターンは
- 禁忌の壺
- レベル10のsubterrror
- タロットレイ
- レベル7のsubterror+他のモンスター
のみです。流石に素材に3枚使っちゃうのはアド損やばすぎて怪しいですねー
そしてエンドに③の効果で素材にしたリバースモンスターを蘇生します。
このターン①②の効果を使用していなければ、すぐに表にして効果を発動することもできますが、除去効果を持つ壺や7のやつは相手ターンに好きなタイミングで表にして妨害に使いたいのでここで表にするとしたら大抵10のやつでドローですね。誘発引きたい
(3):1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分フィールドの裏側守備表示の「Subterror」モンスター1体を選んで表側攻撃表示または表側守備表示にする。
その後、その攻撃を無効にできる。
それと、cityには 裏のsubterrorを表にして相手ターンに攻撃を無効にできる効果があります。
なので10のやつでもむやみに表にせずに、裏にしたままという場面もちらほらあります。
ぶっちゃけあんまり使わないですが頭の片隅においておく程度に・・・
後は、なんやかんやしてリバース効果を使って前を処理してうまくやればライフをとれるといったところです笑
キルルートがあるわけでもなく、強い制圧もなくてライフとる速度が遅いので割とプレイングが重要です。弱い
現状リソース確保手段がないので1度崩されると負けます。まあまだ4種類しかなく流石に生後2週間もない赤ちゃんなので仕方ないですね。フリー用でどうぞ。
まあでも日本に来るときにインチキババア貰った彼岸やもとから全員インチキのkozmoを見る限りでは今後大いに期待できるテーマではないでしょうか。
ただsubterrorは動きが異質すぎてなかなか変なの出さないと環境は難しいと思いますがねw
次弾に期待ですが、出るころには流石にtwitterやってないはずなんで考察は今回で最初で最後になります。
ともかく意外と楽しい感じのテーマでした。楽しかったです。
ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました