【真紅眼】ランク7を使いたい方へ
お疲れ様です防人です。
今日は【真紅眼】の構築論と、カード紹介になります。
守護竜が奪われ真紅眼融合も奪われレダメも弱体化し、なすすべなくなった【真紅眼】というカテゴリを今日は救いたいと思います。
【真紅眼】の現状
《真紅眼融合》を主軸にした融合型と、《守護竜エルピィ》と《黒鋼竜》を主軸にした展開型の2パターンに分かれていました。しかし前者はドラグーン登場に伴う規制、後者はドラゴンリンクの弱体化のための規制により大きくパワーを落としており、キーカードの制限や禁止により実質構築不能なまでになっています。展開型は《リンクロス》の登場により一時は巻き返したものの、2020年7月時点で《リンクロス》は禁止になり、もはや融合型と展開型の選択が贅沢に思えてくるような冬の時代に突入しました。
ドラグーンオブレッドアイズは【アダマシア】や【オルフェゴール】などで依然として猛威を振るっており、《幻獣機アウローラドン》を使用しない展開デッキでは《捕食植物ーヴェルデアナコンダ》と一緒に多く採用されている印象です。なので次回改定でのドラグーン禁止も懸念されています。現在唯一既存のタイプで生き残っているアナコンダドラグーンをメインにしてもすぐに使えなくなる可能性が高いです。
このような状況下で【真紅眼】はどんな選択をするべきなのでしょうか。
今回はこれに対するアンサーとして今まであまり触れられてこなかった選択肢を提案したいと思います。
原点回帰
※本ブログでは紹介していない個人的な話が混ざっているのでわかりにくいかもしれませんがご容赦ください。
私はちょうど4年ほど前にこのブログを開設した時のことを思い出しました。当時は《真紅眼融合》からの融合先が《悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン》しかなく、流石にただのファンデッキとはいえ非常に細い選択肢しか存在しないデッキでした。
私はこれに代わるエンジンとして《影依融合》に目をつけ、後手からシャドールと真紅眼のステータスを生かしたランク7や8シンクロでもって盤面を返していくというデッキを使いました。デッキ融合ではカード1枚から《シャドール・ドラゴン》によるバック破壊と、《カーボネドン》による真紅眼供給が行うことができ、出てくる《エルシャドール・シェキナーガ》の効果で相手の《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》や《ABC-ドラゴンバスター》といった制圧モンスターをけん制できるのが強かったです。
そのほか、《カーボネドン》と《PSYフレームΩ》の相性が非常に良かったです。
ともかく安定してランク7や8シンクロを供給できるギミックがあれば【真紅眼】はなんとかなるかもしれないというのが私の考えです。
何故ランク7と8シンクロなのか
これブログ開設当時に書いたつもりでしたが書いてなかったですね()
結論から言うと、今の遊戯王では《真紅眼の黒竜》単体では役割遂行が難しく、エクシーズやシンクロの素材にするのが良いからです。
《真紅眼の黒竜》はドラゴン族・闇属性なので非常にサポートが多く、自身で特殊召喚効果を持たないカードにしては非常に場に出す手段が豊富です。
ですが攻撃力が2400しかないため戦闘で優位に立てる場面が限られています。
戦闘に向かず、効果を持たないこのカードは場に出したところでアドバンデージを生む可能性が低いのです。
しかし【真紅眼】的にはどうにかこのカードを生かしたいのです。それならば素材になってもらおうということで強力なランク7や8シンクロを採用しているわけです。
特にランク7を出せるデッキは少なく、採用自体が他のデッキとの差別化に貢献していることも理由の1つです。
もう一つ重要なことがあります。
時代が進み、自身の効果で特殊召喚できるレベル7が増えたことです。
《真紅眼の黒竜》はサポートこそ多いものの、単体では特殊召喚できません。
《真紅眼の黒竜》の強みは何なのか、ゴミを抱えるリスクを負ってまで採用するメリットは何なのか、今一度考える必要があります。
どう考えてもドラグーン
期待のクロスライド
ランク7を今一度取り上げた大きな理由はこちらです。
《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン-オーバーロード》
エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター
ランク7/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
【Pスケール:青4/赤4】
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚し、「リベリオン」モンスターまたは
「幻影騎士団」モンスター1体をこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
その後、自分のPゾーンのカード1枚を選んでそのモンスターの下に重ねてX素材にできる。
【モンスター効果】
レベル7モンスター×2
自分は「覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン-オーバーロード」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
このカードは自分フィールドの「リベリオン」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もでき、
レベル7がP召喚可能な場合にEXデッキの表側表示のこのカードはP召喚できる。
(1):ランク7のXモンスターを素材としてX召喚したこのカードは
1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
(2):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
驚異の単体9000ダメージです。極論ですがこいつを通せばゲームが終わります。
《オッドアイズ・アブソリュートドラゴン》を《グラビティ・コントローラー》に変換し、効果で《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》を出してこいつを重ねればエクストラ4枚消費、レベル7ドラゴン2体なら直接オベリオンにつながるのでエクストラ2枚消費です。
個人的に今のランク7でこいつを使わない手はないと思いました。勝ち筋が非常に明確で「オーバーロードで殴りきる」デッキを組めばいいのです。
そのために必要な要素は下記です。
- 相手の妨害を超えてランク7を通す展開力、貫通力
- 先手である程度の妨害を敷ける展開力
- 安定性
従来のドラゴンリンクや現在の展開デッキはこれらをすべて持ち合わせていますね。それ以外にもああいった展開デッキが使われる理由はあるとは思いますが、、、最後に使った展開系がカオスドラゴンなのでちょっとわかりません・・・()
レベル7を並べよう
レベル7を並べられるカードを列挙していきますが、あくまでも【真紅眼】視点で採用ができそうなカードやギミックになります。
ちなみに【真紅眼】に一ミリも関係ないカードもいくつか取り上げてますが混ぜ物を想定した際に候補になるということですのでご了承ください。
少しガチまとめさんと内容が被るためよろしければそちらもご覧ください。
1枚でレベル7が2体
【超量】ギミック
《緊急テレポート》
速攻魔法(準制限カード)
(1):手札・デッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズに除外される。
《超量士ブルーレイヤー》
効果モンスター
星3/水属性/サイキック族/攻1200/守2000
「超量士ブルーレイヤー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「超量士ブルーレイヤー」以外の「超量」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「超量」カードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
《超量士ホワイトレイヤー》
効果モンスター
星7/光属性/天使族/攻2400/守2400
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
光属性以外の「超量」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「超量」モンスター1体を墓地へ送る。
このカードの属性・レベルはそのモンスターと同じになる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「超量妖精アルファン」1体を選んで手札に加える。
《超量妖精アルファン》
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 0/守 0
「超量妖精アルファン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「超量」モンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの全てのモンスターのレベルは対象のモンスターと同じレベルになる。
(2):このカードをリリースして発動できる。
デッキから「超量」モンスター3種類を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1体選ぶ。
そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りを墓地へ送る。
緊テレefブルーレイヤーss efホワイトレイヤーサーチ
ホワイトレイヤーef自身ss efホワイトレイヤー墓地落とし
ホワイトレイヤーefアルファンサーチ
アルファンnsefホワイトレイヤー対象場のモンスターをすべてレベル7に
緊テレ1枚からランク7が経つギミックです。ブルーレイヤー以外の超量カードが手札で浮きやすいのが難点ですが、1枚でランク7が成立するギミックは魅力的です。
【レッドアイズ】ギミック
《黒鋼竜》
効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 600/守 600
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの
「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを
攻撃力600アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「レッドアイズ」カード1枚を手札に加える。
《ストライカードラゴン》
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/ドラゴン族/攻1000
【リンクマーカー:左】
レベル4以下のドラゴン族モンスター1体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「リボルブート・セクター」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの表側表示モンスター1体と自分の墓地の「ヴァレット」モンスター1体を対象として発動できる。
対象のフィールドのモンスターを破壊し、対象の墓地のモンスターを手札に加える。
《Sin真紅眼の黒竜》
特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
このカードは通常召喚できない。
デッキから「真紅眼の黒竜」1体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):「Sin」モンスターはフィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
(3):フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合にこのカードは破壊される。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》
効果モンスター(制限カード)
星10/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスター1体を除外し、
手札から特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外の
ドラゴン族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
《ドラグニティナイトーロムルス》
リンク・効果モンスター
リンク2/風属性/ドラゴン族/攻1200
【リンクマーカー:左下/右下】
トークン以外のドラゴン族・鳥獣族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ドラグニティ」魔法・罠カードまたは「竜の渓谷」1枚を手札に加える。
(2):ドラゴン族モンスターがEXデッキからこのカードのリンク先に特殊召喚された場合に発動できる。
手札からドラゴン族・鳥獣族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、リンク素材にできない。
《竜の渓谷》
フィールド魔法
(1):1ターンに1度、手札を1枚捨て、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキからレベル4以下の「ドラグニティ」モンスター1体を手札に加える。
●デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。
《嵐征竜テンペスト》
効果モンスター(制限カード)
星7/風属性/ドラゴン族/攻2400/守2200
このカード名の(1)~(4)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札からこのカードと風属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。
デッキからドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
(2):ドラゴン族か風属性のモンスターを自分の手札・墓地から2体除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
(3):このカードが特殊召喚されている場合、相手エンドフェイズに発動する。
このカードを手札に戻す。
(4):このカードが除外された場合に発動できる。
デッキからドラゴン族・風属性モンスター1体を手札に加える。
ドラゴン族レベル7を最もスマートに並べられるギミックになります。
黒鋼竜がドラゴン族下級モンスターなので、ストライカードラゴンを間に噛ませることができ、ヴァレットとの相性も良いです。
《ワン・フォー・ワン》があれば召喚権も要りません。
召喚権を使わずにレベル7が2体
【覇王門】ギミック
《覇王眷竜ーダークヴルム》
ペンデュラム・効果モンスター (制限カード)
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守1200
【Pスケール:青5/赤5】
(1):1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキから「覇王門」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかP召喚できない。
【モンスター効果】
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「覇王門」Pモンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
《覇王門ー零》
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【Pスケール:青0/赤0】
(1):自分フィールドに「覇王龍ズァーク」が存在する場合、自分が受ける全てのダメージは0になる。
(2):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「覇王門無限」が存在する場合に発動できる。
自分のPゾーンのカード2枚を破壊し、
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードとこのカードを破壊し、ドラゴン族の融合モンスターまたは
ドラゴン族のSモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、
効果は無効化され、S・X召喚の素材にできない。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
《亡龍の戦慄-デストルドー》
チューナー・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守3000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
LPを半分払い、自分フィールドのレベル6以下のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、レベルが対象のモンスターのレベル分だけ下がり、
フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した時、
自分のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを特殊召喚する。
このターン、このカードは攻撃できない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できない。
ヴルムssef覇王門サーチ覇王門スケールセット
トルドーss3+7でメテオバーストssefスケールの零ss
ヴルムトルドーの2枚が揃ってレベル7が2体建つギミックです。
1枚初動ではない代わりに召喚権を使わないのが特徴です。ヴァレット系やテンペストと相性のいい渓谷霊廟と一緒に採用できて無駄がありませんが、ダークヴルムの召喚条件が少し使いにくいです。
《ワン・フォー・ワン》
通常魔法(準制限カード)
(1):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。
上記の《黒鋼竜》を出せば召喚権が不要です。
出しやすいレベル7
《エクスプロードヴァレット・ドラゴン》
効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを対象とするリンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを破壊する。
その後、お互いに2000ダメージを受ける。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「エクスプロードヴァレット・ドラゴン」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
《ヴァレット・トレーサー》
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「ヴァレット・トレーサー」以外の
「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
《クイック・リボルブ》
速攻魔法
(1):デッキから「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
ヴァレットは様々な側面で真紅眼とのシナジーが見込めるためアリです。
トレーサーはレベル4と合わせて8シンクロになれるのもポイントが高いです。
《アブソルータードラゴン》
効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻1200/守2800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ヴァレット」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ヴァレット」モンスター1体を手札に加える。
ヴァレットを採用するなら必然的に採用されるこのカードも簡単に場に出せるレベル7です。ドラゴン族なのも評価でき、サーチ効果はエクシーズ素材として墓地に送られても発動するのがいいですね。
《アストログラフマジシャン》
ペンデュラム・効果モンスター(制限カード)
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、手札・デッキから「星読みの魔術師」1体を選び、
自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、このターンに破壊された自分または相手のモンスター1体を選び、
その同名モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
(2):自分の手札・フィールド・墓地の、「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」
「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスター1体ずつと、
フィールドのこのカードを除外して発動できる。
「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
ほぼほぼトレーサーでの起動ですが、出しやすい方かつ効果が強いのでなしではないです。
【未界域】系カード
《未界域のネッシー》
効果モンスター(準制限カード)
星7/闇属性/水族/攻1600/守2800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。
それが「未界域のネッシー」以外だった場合、
さらに手札から「未界域のネッシー」1体を特殊召喚し、
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
デッキから「未界域のネッシー」以外の「未界域」カード1枚を手札に加える
《未界域のワーウルフ》
効果モンスター
星7/闇属性/獣戦士族/攻2400/守1000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。
それが「未界域のワーウルフ」以外だった場合、
さらに手札から「未界域のワーウルフ」1体を特殊召喚し、
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000ダウンする
運要素はありますが割と使いやすいカードです。ジャッカローブとセットもいいと思いますが、構築に少し工夫がいるかと思います。
《風征竜ーライトニング》
効果モンスター
星3/風属性/ドラゴン族/攻 500/守1800
ドラゴン族または風属性のモンスター1体と
このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「嵐征竜-テンペスト」1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
「風征竜-ライトニング」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
召喚権を使わずにテンペストをリクルートできるので、レベル7実質2枚分になります。消費が激しいのでコストをうまく活用できるかが重要になります。
《サイキックリフレクター》
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/サイキック族/攻 400/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記されたカード
または「バスター・モード」1枚をデッキから手札に加える。
(2):手札の「バスター・モード」1枚を相手に見せ、
「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記された
自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、そのレベルを4つまで上げる。
緊テレ一枚からレベル7+1チューナーの盤面になるため、他のカードと合わせて多様な盤面を組めます。
とにかくゴミ2種を採用しなきゃいけないのがネックです。
《雷仙神》
効果モンスター
星7/光属性/雷族/攻2700/守2400
(1):このカードは3000LPを払って手札から特殊召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動する。
自分は5000LP回復する。
ライフコストは3000と重いですが簡単にレベル7を出せます。種族を除けば非常に使い勝手の良いカードであると思います。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》
効果モンスター(準制限カード)
星7/地属性/恐竜族/攻2600/守 0
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分フィールドの「ダイナレスラー」モンスター1体をリリースし、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
最強レベル7モンスターです。
召喚条件の軽さやステータス、フリーチェン除去など非常にパワーが高いです。
先行では出せませんが、後手をメインに据えるのならば採用しない手はないと思っています。
《ダークアームド・ドラゴン》
特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる。
(1):自分の墓地から闇属性モンスター1体を除外し、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
パンクラ同様メインデッキに入るカードで除去効果を持つカードは大変貴重です。
1枚で2-3枚の罠を割れるので、ほぼ確実に何か踏めます。
しかし条件が少し使いにくいので、構築段階である程度墓地肥やしを意識する必要があります。
《カーボネドン》+《彼岸の黒天使ケルビーニ》
効果モンスター
星3/地属性/恐竜族/攻 800/守 600
「カーボネドン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが炎属性モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力は、そのダメージ計算時のみ1000アップする。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキからレベル7以下のドラゴン族の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/天使族/攻 500
【リンクマーカー:左下/右下】
レベル3モンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先のモンスターは効果では破壊されない。
(2):フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊される場合、
代わりに自分フィールドのカード1枚を墓地へ送る事ができる。
(3):デッキからレベル3モンスター1体を墓地へ送り、
フィールドの「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで、
墓地へ送ったモンスターのそれぞれの数値分アップする。
レベル3×2をレベル7に変換することができます。
カーボネドンはPSYフレームΩと組み合わせて毎ターンの発動が狙えることがポイントです。
《復活の福音》+《真紅眼の黒竜》
通常魔法
(1):自分の墓地のレベル7・8のドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):自分フィールドのドラゴン族モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
《真紅眼の黒竜》を墓地から出せます。
ワンキルする際にオベリオンに破壊体制を付与できるのが魅力的ですが、《青眼の亜白龍》のような除去効果を持つ選択肢がないと、罠を踏んだり咄嗟の盤面解決に利用できず、パワー不足感が否めません。
《真紅眼の黒竜》を墓地に送る手段が《竜の霊廟》や《紅玉の宝札》であると無駄がありません。
《紅玉の宝札》
通常魔法
「紅玉の宝札」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札からレベル7の「レッドアイズ」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
その後、デッキからレベル7の「レッドアイズ」モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
《闇鋼龍ーダークネスメタル》+《Sin-真紅眼の黒竜》
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻2800
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
同じ種族・属性の効果モンスター2体以上
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のモンスターまたは除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はリンクモンスターを特殊召喚できない。
展開型でよく使ってました。
リンクの着地点として検討できます。
《伝説の黒石》
効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
「伝説の黒石」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
デッキからレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地のレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、墓地のこのカードを手札に加える。
《真紅眼の黒竜》をシンプルに出せるカードです。②の効果と《カーボネドン》が特に相性が良いです。
《真紅眼の亜黒竜》
特殊召喚・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・フィールドから「レッドアイズ」モンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる。
この方法による「真紅眼の亜黒竜」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
「真紅眼の亜黒竜」以外の自分の墓地のレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターが「真紅眼の黒竜」の場合、その元々の攻撃力は倍になる。
Sinと比べてコストに真紅眼を要求するのがかなり使いにくいのですが、このカードは素材以外としての役割があるのが大きいです。
4800の真紅眼は普通に強いです。
《天威龍ーヴィシュダ》
効果モンスター
星7/闇属性/幻竜族/攻1500/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合、
手札・墓地のこのカードを除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
場にモンスターがいないことがほぼ条件になってしまいますが、割と出しやすいカードです。②の効果もトークンや《真紅眼の黒竜》を場に出す手段があれば達成できます。
《ノクトビジョン・ドラゴン》
強そうだけど打点0は厳しい。墓地に送られたら1ドローがよかった。
おわりに
今回はランク7を作ることに焦点を当ててまとめてみました。
前半で少し構築論的なものを出したので、構築まで行きたかったのですがだいぶ長くなってしまったので今回は終わります。
今の遊戯王カードプールが広くていろんなことができるのでこういうまとめ記事もどこかで需要があるかなって思いました。
オベリオンオーバーロードは本当に強いと思いますし、ランク7にはトークンを5体生み出すトマホークもいるので割と形にできればワンチャンあるのかなって思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最近は遊戯王以外にもいろいろ手だしてるのでよかったらそれも見てください。
全部背中合わせでかっこよくね?