夢でレダメを照らしたい

ドラゴンと遊戯王がすき ただそれだけ

【遊戯王Advent Calendar 11日目】ドラグーン・オブ・レッドアイズを使おう!

この記事は遊戯王Advent Calendarの企画記事になります。

 

こんにちはこんばんは、初めましての方は初めまして。防人と申します。

今回は刺身様https://twitter.com/YPsashimi 主催の遊戯王Advent Calendarという素晴らしい企画に参加させていただきました。この場を借りて、貴重な機会を提供してくださった刺身様、非常に熱意があり高いクオリティの記事を投稿して、この企画を盛り上げてくれる参加者の皆様にお礼申し上げたいと思います

 

皆さん遊戯王という枠組みの中で、OCGに限らず多様なテーマで記事を投稿される中、私は一人ブログの趣旨を曲げずに【真紅眼】について記事を書いていこうと思います()

年末に発売するゴールドボックスで大幅な強化がされたこのテーマについて一人でも多くの方が興味を持っていただけるよう、また今後真紅眼を使用する人がこのブログを訪れた際に少しでも参考になるような記事になるよう心掛けていきます!

 

続きは折りたたみます、、、

 【真紅眼】を組むにあたって

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さて、【真紅眼】といえば原作屈指の人気カードである《真紅眼の黒竜》を筆頭に闇属性ドラゴン族を中心に構成されたカテゴリであることは言うまでもないでしょう。

2015年4月発売のブースターパック「クラッシュ・オブ・リベリオン」で皮切りに現代版遊戯王に適応してきました。COREは個人的にオベリオン、真紅眼、イグニスターが収録されていて大好きなパックです。

【真紅眼】はカードデザイン上、ドローやサーチ、もしくはカード破壊によるアドバンデージの獲得が難しく、主に上級モンスターでのビートダウン成立によるライフ獲得を勝ち筋としています。

上級モンスターへのアプローチは様々で、《真紅眼の黒竜》や《真紅眼の黒炎竜》といったメインデッキに採用されるモンスターを《復活の福音》や《デュアル・アブソレーション》で特殊召喚したり、それらのモンスターがレベル7であることを生かして、1+7で《ヴァレルロード・S・ドラゴン》のようなレベル8Sモンスターや、《真紅眼の鋼炎竜》《幻獣機ードラゴサック》といったランク7モンスターが採用されます。

また、ドラゴン族モンスターが多いことから守護竜という強力なリンクモンスターの展開の支援の恩恵をうけることもできます。

ドラゴン族・レベル7・闇属性という優秀なステータスを持っているので、カテゴリ内にとどまらず多くのカードの支援を受けることができ、構築の幅が非常に広いといえます。

《真紅眼融合》

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通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、
自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・特殊召喚できない。
(1):自分の手札・デッキ・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
「レッドアイズ」モンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターのカード名は「真紅眼の黒竜」として扱う。

《レッドアイズ・インサイト

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通常魔法
「レッドアイズ・インサイト」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札・デッキから「レッドアイズ」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「レッドアイズ・インサイト」以外の「レッドアイズ」魔法・罠カード1枚を手札に加える

 

実は何回かこのブログではこの解説はしているのですが、【真紅眼】を組むにあたって2つのパターンがあります。デッキ構築の幅が広いとは言いつつも結局はこの2パターンに集約されます。(それはそうじゃね?)

  • 《真紅眼融合》を使う
  • 《真紅眼融合》を使わない

 何故この2パターンの構築になるかというと、《真紅眼融合》には発動ターンの召喚特殊召喚が制限されるという制約があります。つまり《真紅眼融合》を発動するターンは他のモンスターを展開できず、構築に《真紅眼融合》以外の展開ギミックを組み込んでいたとしてもその展開ギミックを起動させることができません。これはこのテーマを考える上で一番最初に考慮するべきポイントとなります。

 

さて、勿論《真紅眼融合》にもメリットはあります。それは後述する《超魔導竜騎士ードラグーン・オブ・レッドアイズ》の登場によって確固たるものとなりました。

それと、実はあるカードを用いて召喚特殊召喚が制限されるデメリットを打ち消すことも可能となりました。(2019年12月9日現在)

こういった理由から今回は《真紅眼融合》を採用し、あくまでも《超魔導竜騎士ードラグーン・オブ・レッドアイズ》にフォーカスして【真紅眼】を紹介していきます。

 

ちなみに《真紅眼融合》を採用しない、守護竜を用いた【ドラゴンリンク】のような展開系デッキは今回記事では触れません。

《超魔導竜騎士ードラグーン・オブ・レッドアイズについて

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融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻3000/守2500
「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター
(1):このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、
その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる。
(3):1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。

12月21日発売のLEGENDARY GOID BOXに収録されます。このカードについては実は前回投稿した記事について触れていますのでこちらをご覧ください。

sakimori09.hatenablog.com

※《真紅眼融合》でこのカードを出す際に《真紅眼の飛竜》を素材に使えるという前提について間違いがあります。発売後正式裁定が出るまでは《真紅眼融合》でこのカードを出す際は《ブラックマジシャン》《真紅眼の黒竜》のみで出せるという前提にします。

アナコンダと誘発について

少しでも遊戯王に触れたことがある方ならこのカードの強さはご理解いただけるかと思います。このカードの最大の強みは《真紅眼融合》や《捕食植物ヴェルデ・アナコンダ》によってアクセスが簡単なことです。

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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/植物族/攻 500
【リンクマーカー:左下/右下】
効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで闇属性になる。
(2):2000LPを払いまたは「フュージョン」通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。
この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。

このカードが先程の《真紅眼融合》のデメリットを打ち消せるカードです。召喚特殊召喚を行っているターンでもこのカードを用いればドラグーン着地が可能となります。

しかしアナコンダにも弱点があります。それは妨害に弱いということです。

《真紅眼融合》は融合そのものを無効にする《灰流うらら》《神の警告》のようなカードでしか妨害されないのに対し、

《捕食植物ヴェルデ・アナコンダ》は《エフェクト・ヴェーラー》《無限抱影》といった効果を無効にするカードが直撃します。逆に《灰流うらら》は脅威となりません。

また融合では特殊召喚を行うのが1回であるのに対し、アナコンダでは数回の特殊召喚を行うことが想定されますので、《増殖するG》によって相手にカードを引かせてしまいます。しかしこれはチェーンブロックを組まない特殊召喚を組み合わせればケアできるのでなんともいえません。あんまりやると隕石はおちます。

こんな感じで使いやすいとはいえアナコンダにも弱点があります。融合でうららを貰うか、アナコンダで抱影を貰うかみたいな択になってきますが、ある程度は構築でケアできますので一概にどちらがいいとは言えません。

素材が2枚ともバニラな件

そして《真紅眼融合》でドラグーンを出す場合は《ブラック・マジシャン》《真紅眼の黒竜》の採用が不可欠になります。これらのカードはバニラの上級モンスターであるため、手札にきたところで何かアクションを生み出すカードではないため、実質手札-1のような状態で戦うことを強いられてしまいます。

勿論バニラ以外の手札の中に《真紅眼融合》やアナコンダに繋げられる特殊召喚モンスターがいて、それらできちんとドラグーンの着地に成功できるのであれば何ら問題はありません。何故ならドラグーンの無効効果の手札コストでバニラを処理できるからです。

 

そうはいってもデッキの中に数枚ゴミが入ってるのは手札事故のリスクが非常に高いですし、なによりドラグーンで切ることしか出来ないのは綺麗ではないですよね。

しかしそれは現状どうにもならないのです・・・

【真紅眼】を組む以上必ず伸し掛かってくる、手札に来たバニラの処理という課題について、今後それ単体で記事にしようと思っていますのでもしよろしければそちらをご覧ください。

 

融合型

融合型についてはまずこちらの記事をご覧ください。

sakimori09.hatenablog.com

今ではレダメの代わりにドラグーンがいて様々なカードの役割や採用する意味が大きく変わっていますが、基本的にはこちらにある感じです。

 

融合型はドラグーンの着地を《真紅眼融合》単体において行うデッキタイプになります。発動ターンは制約によって他の行動が制限されるため、採用カードは必然と相手ターンで展開できるカード、罠や手札誘発といった妨害札に決まってきます。

なので従来の融合型は、その墓地肥やし性能を生かして真紅眼を並べるための蘇生罠を積んで、《スキルドレイン》《魔封じの芳香》といった永続罠で相手を拘束しているうちにライフを削り取るというものでした。

しかし今回は《真紅眼融合》は発動ターンでもモンスターのセットは行える点に目をつけ、行動を阻害しない【サブテラー】と組み合わせたデッキを紹介します。

 【サブテラー真紅眼】

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※サブテラー各種カード解説については割愛します。

  • 《地中海シャンバラ》からの《サブテラーの導師》、《サブテラーの妖魔》サーチはセットのみで行えるため制約に関係なく動ける。
  • 《地中海シャンバラ》で《灰流うらら》を踏める。
  • 《地中海シャンバラ》でドラグーンの弱点である戦闘破壊をある程度ケアできる。

このような点でこの二つのカテゴリはとても噛み合っています。さらに種族もばらけているので《センサー万別》なんかも採用することができます。

1つ懸念があるとすればやはりバニラを採用しなくてはいけないことで、サブテラーが本来持っている安定性を真紅眼によって損ねてしまっている結果となっています。サブテラーにドラグーンという上振れ要素が追加された代わりに手札事故という下振れ要素も加わってしまったという印象です。

また、真紅眼に枠をとられ過ぎて罠をかなり減らさざるを得ない状況です。

こうした点からもまだまだこれが正解とは言えませんが、いくつか混ぜ物を触った中では好感触であり、今回紹介するに至りました。ぜひサブテラーから入ってドラグーンを体感してみてください。

 

アナコンダ

効果モンスター2体という非常に緩い条件でありながら、非常に大きなリターンを得ることが出来るのがアナコンダの特徴です。

効果無効が弱点ではあるものの、攻め手としても蓋としても優秀です。

今回はそんな効果モンスター2体を容易に並べることができ、相手ターンでの展開を得意とするため《真紅眼融合》を手打ちする際にも邪魔になりにくい【ヴァレット】と組み合わせました。

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あくまでもアナコンダを融合の次の初動として捉え、基本的には融合を手打ちします。

手打ち出来ない時は《クイック・リボルブ》《ヴァレット・トレーサー》でアナコンダ+トレーサーの盤面を構築するようにします。

そうすることによって、攻撃力500を相手ターンにさらすというアナコンダの弱点をトレーサーの効果によって補いつつ、破壊されたら後続を呼ぶヴァレットを場に残していきます。

《真紅眼融合》を手打ちしてエクストラモンスターゾーンが埋まっている場合でも、メインモンスターゾーンにモンスターを横並びさせることのできるヴァレットでは打点を伸ばすことも容易です。

パンクラトプスはドラグーンが処理された際の切り替えや後手で輝くカードです。

レベル7であるため、もしファンタズメイや真紅眼が場にいるのならばランク7の2枚のオッドアイズでライフを取りに行くことも検討できます。まあほぼやりません()

※パンクラは恐竜なのでそもそもオベリオンになれません…

 

《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》

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エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター
ランク7/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
【Pスケール:青4/赤4】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。
デッキからPモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
ドラゴン族レベル7モンスター×2
レベル7がP召喚可能な場合にエクストラデッキの表側表示のこのカードはP召喚できる。
(1):このカードがXモンスターを素材としてX召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドのレベル7以下のモンスターを全て破壊し、
破壊した数×1000ダメージを相手に与える。
このターンこのカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
(2):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分のPゾーンのカードを全て破壊し、このカードを自分のPゾーンに置く。

《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン-オーバーロード

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エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター
ランク7/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
【Pスケール:青4/赤4】
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚し、「リベリオン」モンスターまたは
「幻影騎士団」モンスター1体をこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
その後、自分のPゾーンのカード1枚を選んでそのモンスターの下に重ねてX素材にできる。
【モンスター効果】
レベル7モンスター×2
自分は「覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン-オーバーロード」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
このカードは自分フィールドの「リベリオン」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もでき、
レベル7がP召喚可能な場合にEXデッキの表側表示のこのカードはP召喚できる。
(1):ランク7のXモンスターを素材としてX召喚したこのカードは
1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
(2):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。

おわりに

今回はここで一区切りとさせていただきます。

アドベントカレンダーの参加者の中ではかなりガッツリOCGに寄った上に長めの記事でしたが如何でしたでしょうか・・・

【真紅眼】の紹介というよりはドラグーンの紹介でしたが、まだまだ【真紅眼】にはいろんなカードがあります。もし興味を持たれた方いらっしゃいましたら是非とも使ってみてください。

ドラグーンやオベリオンオーバーロードが収録されるボックスは12月21日発売です!

私は20thをがんばって集めようと思います()()()()

 

明日12日はアイドル様の投稿記事になります。

本人のブログに記事が上がるほか、アドベントカレンダーにURLが貼られるのでチェックしてみてください。


〇アイドル様のブログトップはこちら

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ここまで読んでいただきありがとうございました!